上海に住んでいて感じたことなどをコラムにして不定期に更新していきます

7/13  世紀公園

日曜日、少し都会の喧噪を離れてゆっくりしたいと思い、ちょっと郊外の公園へ出かけました。(と言っても、南京東路から電車で15分の距離ですが)話には聞いていたものの、上海市内にもこんなに大きな公園があるんだとびっくりしました。夕日なんか見たのはいつぶりだろう.....と、ついつい上海のパワーに飲み込まれてしまっていた自分を発見したのですが、たまにはこういう所に出かけてゆっくりするのもいいかもしれません。以下は写真をリンクしていますので、興味のある方はご覧下さい。行き方は地下鉄2号線に乗って、南京東路の「河南中路駅」から、浦東の方に向かって5つ目の駅「世紀公園駅」という所です。リニアモーターカーに乗り継ぎする「龍陽駅」の隣ですので、わかりやすいと思います。
世紀公園詳細はこちら....



7/12  お茶の講習会

 以下の写真はお茶の講習会に参加したときの写真です。お茶屋を営んでいる友人が、お茶の講師として授業を受け持つことになったから、一度、手伝いに来てくれと言われて、行ってみると生徒はすべて日本人のマダムでした。みなさん、ご主人が上海に駐在なさっているらしく、せっかく中国にいるならと、お茶の講習会や中国語の講座に参加しておられたようです。しかし、授業料は1時間100元(1400円)もするし、授業の通訳はでたらめだし(もちろん、日本のマダム達はそんなことは知るよしもなく.....)、講師の学歴は嘘っぱちだし(友人の彼は、高校を出て以来、2年前に上海でお茶屋を始めるまで7年ほど、ずっと福建省でお茶の栽培や加工をしていたにも関わらず、アモイのお茶の専門学校を卒業したなどど言っていました。もちろん、本人もそう言われていることに気が付いていなかったのですが.....)
 日本人を相手にした商売は多い中、ちゃんとしたプライベートスクールでも、平然とこういう事が行われているのにびっくりしました。お買い物の時でなく、何をするにしても日本人だけを相手にしたものには気を付ける必要があるようです。ちなみに、お茶の講習会は全8〜10回ほど行われるそうですが、彼のお茶屋に遊びに行けば、ここで教えているような事は、全部ただで教えてくれます(もちろん、通訳は必要ですが)。また、機会があれば彼の教えている講習会に行ってみようかなと思ってます。(マダム達に上海の話を聞くと、なかなか僕らでは普段気が付かないような事を知っておられることがよくあるので、なかなかおもしろいです。)




7/11  中国人の翻訳

  先日、商談に行ったときに、相手方に日本語が堪能な中国の方が通訳としてついておられました。アパレルの分野に関する知識も豊富なせいか、かなり複雑な話も上手に訳しておられましたが、ひとつだけ問題がありました。これは、中国人の通訳(特に、プロの通訳でない方)によくあることなのですが、日本語が堪能で、その分野に関してもそれなりの知識を持っているだけに、会話をしている人の意図をありのまま伝えず、自分の意見を加えたり、自分が必要ないだろうと思うところを平気で省略したりしてしまいます。
 多少中国語がわかれば、それでもなんとなくわかるのですが、全く中国語がわからない人にとっては、「なぜこれだけしゃべったのに通訳が一言、二言で終わってしまうのだろう?」、「さっき聞いた話と、どうもつながってないような気がするけど、どこかで話が飛んでいるのではないか?」と思ってしまうこともしばしばです。
 今回痛感したのは、通訳をお願いする場合、正しく訳されていない可能性が常にあると思って気を付けなければいけないという事です。こちらで通訳を準備できるなら、こちらの意図も通ずやすいのですが、相手が通訳を用意していた場合、細かい条件などのすりあわせで、いつの間にか誤解が生まれていまったら大変です。自分自身も、さらに中国語を勉強しなければいけないと思った一日でした。


7/10  マンション

 以下の写真は知り合いが購入したマンションです。2LDKのマンションですが、少人数の事務所としては十分で、33階にあるために景色も最高です。注目すべきは、月々の支払いが3000元=約42000円だと言うことです。僕が今借りているアパートも同じく2LDKで3400元=約47600円で、新品の家具付き(テレビ、洗濯機、空調など)・リフォームしたばかり、という条件のなのでかなりお得だと思っていたのですが、単純に購入すれば自分のものになるのだから、住宅バブルの上海では、絶対買った方がお得だろうなー思いました。最終的にマンションがいくらしたのかは教えてくれませんでしたが、2〜3年で倍になると言われている上海のマンションの価格を考えると、いつ売り飛ばしても利益が出ると考えているのだと思います。中国のバブルはまだまだ膨らみそうな勢いだと言うことを、物件に対する上海人の考え方から思い知らされた一日でした。





7/10  上海の住宅地

 知り合いが、マンションを事務所として借りたので、さっそくどんなものか拝見しに行きました。そこでびっくりしたのが、団地の広さ。34階建てのマンションが所狭しと300棟も並んでおり、駅の目の前がマンションの入り口になっているのですが、知り合いの事務所の建物を探すのに30分もさまよい歩いてしまいました。天気のいい日で、探し歩きながらも写真を撮ったりしていたのですが、小腹が空いてレストランに行ってみると、団地内に入っているレストランが安くておいしい店でなかなか食べ応えがありました。理髪店や喫茶店などなんでも揃っており、上海の、それも自分がいつも通っていたモノレールの駅前にこんな広い団地があるなんて思いもしませんでした。明日は、知り合いの事務所を紹介します。





7/9 杭州の西湖

義烏に行く途中、久しぶりに杭州に行きました。それまでの忙しさが嘘のような時間の流れで、観光で来たわけではないのに、ついつい「船にでも乗ってみようかー」となり、みなさんと一緒に手こぎの船に乗りました。1時間ほど遊覧して120元(約1680円)はぼったくられたなーと思いましたが、そんな思いが吹っ飛んでしまうくらい気持がよかったです。(後々、みなさんに聞いてみると、くつろいでいたのは僕だけで、船酔いやら日差しが強いやらで、座っていただけで疲れてしまったそうです)
その後、「天外天」というレストランに行き、食事をしました(本当は「楼外楼」という所に行きたかったのですが、僕の勘違いで「天外天」に行ってしまいました)。ちなみに、「天外天」は山の麓にあるレストラン、「楼外楼」は西湖の側にあるレストランで、杭州では最も有名なレストランです。杭州料理は結構有名らしいのですが、結構安くておいしいレストランだったなーという程度しか記憶にありません。連日中華料理を食べていると、もう何がなんだかわからなくなってしまうのが恐ろしいです.......。(胃が重たいという意識はずっとあるのですが、何を食べたかと言われると、「あれ?いろんなものをたくさん食べたけど、なにを食べたんだっけ?」という感じです。ちなみに、鰻料理は安くておいしいのでオススメです。日本風に、ご飯を注文して食べてもおいしくいただけます。




7/8 牛丼

大連に行ってから、連日味の濃い中華料理を食べていたせいか、どんどんお腹の調子が悪くなり、何かあっさりしたものか
日本料理屋に行きたいと思っていました。すると、ホテルの目の前に吉野家が!ホテルは5つ星で朝食付きにも関わらず、
そのご飯をスキップして朝から吉野家に行きました。僕はずっと中国にいるせいか、牛丼を食べるのが普通ですが、日本から出張で
来られた方は、久しぶりの牛丼を喜んで食べておられました。以前、吉野家の牛丼は、かなりの数を同時に作って醤油ダレの味をしみこませなければ
本来の味が出ないという記事を読んだことがありますが、まさにその通りで、十分おいしいのですが、それでもまだ日本の味にはかなわないな、
という感じでした。しかし、280円くらいの料金で、山盛りの牛丼(といっても中国では普通盛りです)と茶碗蒸し、ドリンクが付いていますので、
お得感はあります。また、座席も日本使用ではなく、マクドナルドのようなセルフ式のテーブルになっていますので大勢で行っても
のんびりくつろげます。久しぶりに牛丼を食べると、アワビなどの高級中華料理もかすんで見えてしまうと言っては中国の方に失礼かもしれません.....。



7/7  大連の縫製工場

 大連に
出張に行ったときに、大連市服飾協会の理事の方にお話を伺いに行きました。大連に進出している日本のアパレル企業や、縫製工場の話などを色々聞かせて頂きましたが、工場を見てみたいというこちらの要望を受けて、現在建設中の開発区のひとつにご案内して頂きました。当初、こちらの要望は、現在稼働中の工場を見せて頂き、小ロットでも生産が可能な工場がどれほどあるかを知りたかったのですが、田平(田が姓、平が名前です)さんは合弁企業の設立か、投資の話だと思ったらしく、投資物件を色々案内してくれました。現在もパートナーを探しているらしく、現在建設中の用地や建物はすべて大連市服飾協会が独自でやっておられうようでした。大連市服飾協会と言えど、ディベロッパーのような事までやる所は中国らしく、多額の資金を投入したものと思われます。なんといっても、エレベーターもないビルにある大連市服飾協会の事務所で、一箱800円もするという高級なたばこを吸っておられた田平さんの姿が印象的でした。





7/6  コラム再開!

 長い間コラムを休んでいましたが、また再開します。今回は、出張で大連・義烏・杭州などを回ってきました。いくつかコンテンツを用意しましたのでご覧下さい。今日から、出張中の小話なども思い出しながら書いていきたいと思います。


6/3  スリに気を付けて下さい!!

 またもやスリにあってしまいました。といっても、手をバッグの中に突っ込まれた瞬間に気づいたので何も被害はありませんでしたが...。 上海にいると、よもや日本にいるような感覚になってしまいますが、スリの多さには毎度の事、やっぱりここは中国だ..... と思い知らされます。実は、今回わざわざスリの話を書こうと思ったのは、先月だけで、4人の知り合いがスリにあったからです (そのうち2人は中国人です)。
 思えば去年のクリスマスに、初めてスリ(置き引き)にあいました。その時は、デジタルカメラを始め、いろいろなものを取られてしまいました。 (運良く、財布とパスポートだけは無事だったのですが)
 あれから半年、どこか間抜けな僕は、知り合いがこんなにスリにあっているにも関わらず、喉元過ぎればなんとやらで、 油断しているスキに、あっという間に、スリにバッグの奥にまで手を突っ込まれていました。(それも、最終電車めがけて走っている最中にです)
 今回は地下鉄の中だったのですが、バス、地下鉄、繁華街の通りと言えば、「気を付けなさい!」と中国の人に口酸っぱく言われている所で、 本来ならもっと気を付けておくべきでした
。しかし、どこか間抜けな人間というのは、気を付けようと思っていても、ちょっとした時に気を抜いてしまうものです。
 このコラムの中で、地下鉄やバスが便利だと紹介もしましたが、いっそのこと、多少高くても(と言っても初乗り140円くらい。多少の距離なら300円もあれば十分です) タクシーに乗った方が結果的には安全かもしれない....と思い知らされました。
 そういえば、一昨日、北京北路という、上海の中心からちょっと外れた通りをタクシーで乗っているとき、2人のスリがバッグに手を突っ込んでいるのを見たそうです。
 差別的な言い方かもしれませんが、上海人にスリについて言われたことを直訳すると、 「スリと言えば、内地の人、特にシンチャン・ウイグル自治区などの少数民族の人や、ちょっと汚い身なりの人がほとんどだから、そういう人を見たら気を付けなさい。特に子供のスリが一番多い。」 とよく言われます。実際、今日僕がやられそうになったスリも、一般的に外で見かけるスリ(気を付けて見ていれば案外普通に発見します。)も汚いみなりをした、いかにも地方の人間、という感じでした。
 上海ではバッグに財布などの貴重品をなるべく入れないこと!あまりにも単純ですが、また教訓がひとつ増えました。


バスの中や、地下鉄、街の通りなどでは十分注意して下さい。もちろん、注意していて(つもり?!)もやられてしまうのが中国の怖いところです。

6/2   中国の電気屋

 デパートでも値切れる?!
 上海で結構有名な電気街と言えば、徐家匯がその一つにあたります。
先日、その徐家匯(スーチャーフイ)で有名な美羅城(メトロシティ)という所に、デジカメのメモリースティックを買いに行きました。
買ったのはソニーのメモリースティックで128MBのものだったのですが、最初に表示してあった値段は約18,000円で、 それはあんまりだろー、と言いながら安くしてもらうように交渉をしてみました。 値段はあっという間に10,000円くらいまで下がったのですが、それでも日本より高いので、日本では6,000円も出せば十分に買えるんだ と主張すると(もちろん、よく知らないのででたらめで言ってみたのですが)、結局は8,000円くらいで売ってくれました。
 まさか、値切るのは自由市場と個人商店くらいだろうとたかをくくっていたのが間違いでした。 こんな有名な場所でも値切らなければならないのはびっくりですが、やっぱりここは中国。見た目にだまされてはいけません。
 上海くらいになると、ほとんどの百貨店では値段の交渉はできませんが、ちょっと地方に行ったりすると、値段の交渉に応じてくれたりと、 見極めが難しいところです。
 最近は、「安くしてよ」の一言も随分簡単に言えるようになりましたが、当初来たときはそれが言えずに随分損したものです。中国に来たら、まっさきに覚えなければいけない事ですね。
 ちなみに、最近では、午後11時以降、深夜料金のタクシーを、うまくいけば3割引、普通でも2割引で乗れるようになりました。タクシーでも長距離や深夜だと割引がききますよ。知らな方は是非値切ってみて下さい。


左はメトロシティ。右は徐家匯(スーチャーフイ)に突如現れた、広告テレビを背負ったお兄さん。ぱっとみわたしただけでも30人くらいが立っていましたが、未だにこの人達が何を宣伝していたのかわかりません。中国の人はずうずうしい人が多いので、嫌がるお兄さん達にしつこく質問していました。


左は徐家匯最も有名な専門店街。右は日本でも有名なOggiの中国語版の宣伝です。中国で売っていない商品でも中国の人が好きこのんで見ているので、やはり日本の流行の影響力の大きさはあなどれません。


6/1  快適な家

 今、 会社の近くにアパートを借りて住んでいますが、日本で(特に都市部で)部屋を借りることを考えると、ワンルームの小さいアパートの家賃で、 上海では、2LDKの、ひとりではとてももてあましてしまうような部屋を借りることができます。
 僕の条件で言えば、テレビや冷蔵庫、ソファー、洗濯機などのあらゆる家電を新品で入れてくれましたし、部屋そのものもリフォームしたばっかり、 さらには、あの有名なテレビ塔も綺麗に見えるという条件で、日本で言えば、ワンルームのアパート並の値段で借りることができました。
さらに、食事や掃除、洗濯をしてくれる家政婦が一ヶ月600元前後(約8400円)で雇えますし、僕のように、週に一回程度、 掃除だけ来てもらえば、4時間かけて、ぴっかぴかにしてもらっても、500円くらいしかかかりません。
 近くには、200円くらいで腹一杯食べれる(もちろん味もそこそこで)韓国料理屋やコンビニも多いですし、カルフールもあり、なかなかの好条件です。
 不便な事と言えば、契約が1年単位でないとできない所も多かったり、家賃が普通で半年、よくても3ヶ月の前払いになっている事です。
 日本人街と言われている辺りに住む駐在員の方が、1万元(約14万円)も出して、同じ条件の部屋を借りている話を聞くと、 ちょっと中心から外れただけで、その半分以下で借りれる方が絶対お得な気がします。
(いけないと思いながらも、中国にはゴミの分別の習慣がないため、ついついゴミの分別に疎くなってきてしまいました。反省すべき点です。)


部屋が汚いため、あまり部屋の写真はおみせできませんが、下の写真はアパートを外から取った写真です。日本で言えばワンルームのアパート並の家賃です。


5/31  エイズ問題

 中国のエイズ問題は深刻で、これまでエイズに関する教育を行ってこなかったため、沿岸部を始め、特に発展の遅れた内陸部でエイズが拡大しています。
 そんな内陸部の省のひとつ四川省で、昨日から無料でコンドームの配布が始まったという記事が出ていました。
 バスの座席についている袋の中から、エイズ予防のチラシとともに、自由に取っていけるようになっているのだそうです。中国では電車内の広告でエイズ予防を訴えたり、シンポジウムが開かれたりと、教育によって積極的にエイズの拡大を防ごうという運動が始まっています。また、エイズ患者に対する正しい接し方を知ろうという活動も徐々に広がって来ました。
 しかし、コンドームを無料で配るという活動は、中国らしからぬ気がしておどろきました。
 SARSの時の報道規制は、国民をSARSの脅威に陥れましたが、そうした教訓からか、エイズに対しては、国民の認識を高めようと、政府が先頭に立って積極的な活動を行っている姿が見られます。


5/30  東華大学服飾デザイン学科

 今、東華大学の学生に中国語の家庭教師をやってもらっているのですが(1時間300円くらいなので、NOVAの個人授業の20分の1くらいです。)、そろそろ卒論や卒業製作の時期だという事で、友達を紹介してもらって、今まで学校でどんな勉強をしていたのか話を聞きに行きました。
 学校では、デザインや色彩の他、パターンや縫製だけでなく、マーケティングや工場での生産管理なども学ぶそうです。特に、東華大学の服飾デザイン学科といえば、上海でも最も有名な服飾デザインの学校ですので、20代の若い先生方から、経験豊富な先生方まで揃っているそうです。
 卒業作品については、上下2枚ずつをデザインから生地選び、縫製まで全部自分でやるのだそうです。生地は、先日取り上げた素材卸売市場に行って買うそうです。下の写真は、 今まで趣味で描いた絵などを見せてもらったものです。ここには掲載していませんが、他にも中国の水墨画(虎や仙人の絵など)や風景画など、そのデザインの多彩さにびっくりしました。
 彼女たちは、アパレル企業のデザイナー、デザイン専門の企業でデザイナーのアシスタント、もう一人は外資系の家具を扱う企業でデザイナーと、なんらかの形でデザインと関わった企業に就職を決めたようです。外資系に行く子が初任給3000元(約42,000円)、他の二人は台湾系、香港系の企業ですが、どちらも初任給1500元(約21,000円)前後と言っていました。同じ大学を出て、同じような才能があったとしても、初任給に倍の差がつくこの労働市場にびっくりです。
 また機会があれば、取材に行って、特集でもやってみようかと思っています。






5/29  ブラジリアンステーキ

 ついに行きました!上海に住む西洋人が愛してやまないステーキ屋があると以前から聞いていたのですが、あまり興味がなく、今まで行ったことがありませんでしたが、ようやく行く機会にめぐまれました。
 この店のいい所は、目の前で大きなかたまりのステーキを切り落としてくれること。ステーキを始め、チキン、タン、ソーセージなど、どれも格別のうまさです。昼は55元(約700円)、夜は66元(約900円)でステーキ、サラダやスパゲッティ、フルーツやデザートなどが食べ放題。よく行く日本料理屋が、食べ放題・飲み放題で140元(約2000円)前後はするのを考えるとかなりお得です。僕がこの店を訪れたときは、お客の半分以上は西洋人で、ステーキを切ってくれる人もみなブラジルから来ていますので、上海にいるのを忘れてしまいます。上海にお住まいの方でステーキを食べたい!と思ったら、是非この店に行く事をオススメします。


肉を皿に切り落としてくれるこのサービスは、肉好きにはたまりません!
調子に乗ってサラダを食べるとお肉が入りません(左)。客は西洋人がいっぱい(右)。
ブラジル人が席を順番に回ってステーキやチキンなどを切り分けてくれます。しょっちゅう回ってくるので適度に切ってもらいましょう。

5/28  マッサージ

 中国といえばマッサージ。行きつけにしているマッサージ店がひとつあるのですが、まだ、値段と質の両方からその店に匹敵するマッサージ店には行ったことがありません(もちろん、相性の問題はあると思いますが)。
同じマッサージと言っても、店によって質のばらつきが大きいので、いい店を探すのは簡単ではありません。もちろん、ガイドブックに載っているような、日本語を話せるスタッフがいて、値段も高い所に行けばいいのでしょうが、せっかく本場中国で安いマッサージができるのだから、自分で色々と見て回っていい場所を開拓するのが楽しみのひとつにもなります。
 特に有名なのが、足マッサージで、薬草の入ったお湯の中に足をつけ、よく温めてからマッサージを始めます。慣れない内は、足が痛くなるだけじゃないかと思っていましたが、慣れてくると体の隅々まで血液が行き渡るのがわかるようになり、やってもらった日はぐっすり深い眠りに入れるようになりました。この店では、全身按摩(45分)と足マッサージ(45分)両方で、日本円にして合計1,000円くらい、回数券を買うとさらに2〜3割引(700円くらい)になります。
 上海に来た当時、日本語をしゃべれない按摩屋に行くのもいやだなーと思っていましたが、「重一点!(ちょっと強く)」「軽一点!(ちょっと軽めに)」と「肩、背、腰、脚」などの簡単な用語だけを覚えていけば十分です。


受付のおばちゃん(左)、全身按摩(右) 店内は暗く、ゆったりとした雰囲気になっています
見苦しい足ですがご勘弁下さい(笑)。右が熱い薬草水に15分間浸しているところです。その後、左のようにマッサージが45分続きます。最初は痛くてたまりませんでしたが、ようやく慣れてきました。

5/27  バス

上海では地下鉄が日本のようには便利でないこともあり、ちょっとした場所にもタクシーを利用する事が多くなってしまいます。それは、初乗料金10元(約140円)という格安の値段でタクシーに乗れるので、日本の感覚でいうと全く負担にならないせいでもあります。
しかし、上海に住んでいると、雨の日やラッシュの時間など、タクシーが30分以上もつかまらずに立ち往生する事もしばしばで、そういう時に、バスに乗りなれておくと非常に便利です。
空調車(エアコン付)で2元か3元(約30円)、空調なしで1.5元(約20円)と値段は激安です。
地下鉄は、メインの通りにしか通っていませんが、バスはどこでもくまなく走っており、1・2回乗り継げば、上海市内なら、大体の場所に移動可能です。乗り方は、行き先の書いてある標識がかかっていますので、それでバスの番号を確認し、乗り込むだけです。小銭を用意しておくか、便利な上海交通カードを持っていないと、おつりが出ないので注意が必要です。


左の写真は上海交通カードの読み取り機で、小銭がなくてもカードを近づけるだけで通れます
左は2階建てバスの2回から取った写真です。値段は少し高いですが、2階建てバスの乗り心地と眺めはなかなかのものです。ちなみに、右の写真はモノレールです。
左はモノレールのホーム。右は、発券機です。中国の発券機で気を付けたいのは、まず購入する券のボタンを押してからお金を投入することです。中国人でもやり方がわからず立ち往生しているのをたまにみかけます。

5/26  ゲテモノ

中国に来てからというもの、既にカエルやカメ、ヘビなどのゲテモノを食べるようになりました。もちろん、まだまだ食べ慣れないものもたくさんあります。
街の自由市場に行くと、大量のカエルやカメが食用に並んでいるのにびびってしまいます。日本では食べないハトが、夜、大量に輸送されているのを見たときにも、足がすくんでしまいました。
上海といえども、夜になると道路沿いで豚を解体していたり、鳥が生きたまま売ってあったり、日本では見ることのない光景をしばしば目にします。
上海に来て最初の頃は、中国語もまともにしゃべれず、メニューを見ても何が出てくるのかわからなかったので、注文すると、見たことのない料理がずらりと並んだものです。中でも、大きな皿にぴちぴち跳ねるエビがどっさり出てきた時は、こんな生きたエビを一体どうやって食べるんだ!?とひいてしまいました。また、鍋を頼んだときに、鳥が一匹、頭がスープの上からこちらを睨み付けるように出ていたときには、身振り手振りで頭を取ってくれー!と必死で頼みました。その時の、こいつは何をそんなに騒いでるんだ?!という店員の不思議そうな顔は今でも忘れません。
中華料理は料理の名前が多すぎて、半年以上住んだ今も、まだ知らないメニューばっかりです。しかし、ゲテモノの名前だけはなんとか覚えたので、それらを避ける注文はできるようになりました。言葉とはこうして、強烈な印象と共に必要に迫られて覚えるものなのかもしれません。


写真左はぴょんぴょん飛び跳ねるカエル。右はそれが売ってある自由市場です。

写真左も自由市場。写真の右はその中で売ってある食用亀です。日本なら育てるものですが...

5/25  コンビニ

 上海に来てからもコンビニにお世話になる事が多く、コンビニの便利さに慣れ親しんだ者としては、上海の住みやすさの要因のひとつにコンビニがあるから、と言っても過言ではないように思います。
 中国でもちょっと地方に行けばコンビニがない所もたくさんありますから、出張などでたまに行くと本当に不便な思いをします。上海だとまだいいのですが、中国人は一般的に夕食が早いので、9時には店を閉めてしまうレストランも多く仕事を終えて、さー飯に行こうと思うと、もう閉店!なんて事もしょっちゅうです。
 そんな時に活躍するのがコンビニで、ローソンに行けば、お弁当やおにぎり(以前はひどいものでしたが、最近ではなんとか食べられるようになりました)その他、おでん、醤油ダレで煮込んだ味付け卵などで腹を満たすことができます。もちろん値段は激安で、100円〜200円分も買えば食べきれないくらいです。飲み物は、お馴染みの「生茶」やサントリーの「烏龍茶」が60円くらいで売ってあります。
 でも、せっかく中国に来たのなら、庶民の味「餃子」、「肉まん」を楽しもうと思い、冷凍食品コーナーから買っていって食べますが、これがまた美味で値段は激安。100円も出せば、腹一杯になるまで餃子や肉まんが食べられます。もちろん、餃子は中国ではすべて水餃子なので、煮込む手間は多少かかりますが。
 そんなコンビニが上海で一般的になったのはつい最近のことで、先陣を切って店を出したのは「ローソン」だったらしいのですが、今ではポツポツと見受けられる程度で、華僑資本や中国系のコンビニでそこら中埋め尽くされてしまっています。ローソンの品揃えや店員のマナーは、他の店舗に比べてもかなり高いと思うのですが、何しろノウハウを掴んだら、一気に攻勢をかけてくる中国勢、政府との密着度も弱い日本企業はひとたまりもありません。
 最近では、セブンイレブンも北京にオープンし、南京東路にもファミリーマートの試験店舗とやらが出ているようです。はやく家の近所に、お弁当の品揃えとマナーのよい日本系コンビニが出店して欲しいと思います。


下の写真は有名どころのコンビニ。個人的には「可的」が気に入っています。


5/24  カルフール

 中国で買い物に行くと言ったら、カルフールほど便利な所はありません。なにしろ規模が大きく、何でも揃っていて、値段も安い。また、普通のスーパーでは入手が難しい、海外の食品も楽々手に入ります。僕の場合、特にスパゲッティ麺やチーズが必需品なので、買い物に行くときは、まずカルフールに出向きます。
 日本では、カルフールには一度行ったきりで、なんとなくお上品なイメージを持っていたのですが、中国に来てみてびっくり!庶民的なおばちゃん達が列をなして来店し、怒濤のように買い物をする人気ぶりです。中には、勢い余って近所からパジャマのまま来てしまったおばちゃん(日本人の感覚から言えば絶対変なのですが、上海では夕方になると住宅地のスーパーなどにパジャマのまま、勢い余って買い物に来るおばちゃんの姿がしばしば見受けられます)も見られます。この人気の要因はなんと言ってもまず、家電から寝具、食品などなんでも揃っている、その品揃えと安さではないでしょうか。
 しかし、中国系のスーパーには見られないさらに重要なポイントに、顧客からの「信頼性」があるような気がします。僕が通っている店舗で言えば、店内に入ると、無料携帯充電サービスで買い物中に充電する事ができますし、「歓迎光臨(いらっしゃいませ)」の掛け声とともに買い物かごを手渡してくれます。無農薬有機野菜のコーナーや、ワインコーナーなど、ハイクラスな消費者を満足されるものもそろっていますし、購入後の無償返品制度もあります。また、買い物をすませた後は無料送迎バスも頻繁に出ており、重い荷物を運ぶ手間が省けます。
 まだ中国語がちっともしゃべれない時に中国系のスーパーに買い物に行って、店員の対応の悪さにいやーな思いをしたことがありますので、それ以来、多少遠くても外資系のスーパーに買い物に行くようになりました。サービスの差はますます開いていっているような気がします。


カルフール郊外店の写真。虹橋にあるカルフールに比べ、近辺に外国人がほとんど住んでいないので、品揃えは虹橋とは比べものになりませんが、右下の写真に見える送迎バスなど(夕暮れ時なので暗くて見えにくいですが)様々なサービスが行われています。




5/21  学校2

 上海に来てから半年間は、週末のみの家庭教師をつけて中国語を勉強していました。すでにほとんど忘れてしまっているとは言え、大学の時に第2外国語で中国語を選択していましたし、それで十分だと思っていました。
 しかし、学校に行き始めて気づいたことは、学校での1ヶ月の勉強は、家庭教師をつけたり、自分で勉強する半年以上の事が勉強できるという事です。学校では、外国人が間違えやすい文法のミスや、覚えておかなければならない事をピンポイントで教えてくれますし、中国語で話す友達も増えるので(もちろん、そのためには積極的に外国の学生に話しかけなければいけませんが)、中国語の勉強には最高の環境だと思います。
上海に住んでいても、事務所には日本語を話すスタッフがいて、日本料理屋には日本語メニューがあるという環境だと、ついつい日本語に頼ってしまいますが、こうして中国語で話す機会が増えると、自信もついてくるものです。
 もし、中国に来て働くチャンスがあるならば、午前中 (11:30まで) のみの授業なので、是非時間を作って学校に行ってみることをオススメします。といっても、、普通に働いていたら時間が確保できないのですが.......


学校の行事で蘇州に行った時の写真(左)、学校の側の韓国料理屋で授業後の昼食(右)


5/20  学校

中国に長期滞在するなら、是非中国語をマスターしたいものですが、普通は中国語をちゃんと勉強する機会もなく、あっという間に月日が過ぎていってしまう事も多いのではないでしょうか。僕が上海で通っている「上海外国語大学」を紹介します。もちろん、駐在員の方は、学校に通う時間がないほど忙しく働いておられるのでしょうが……。
授業は、午前の部と午後の部にわかれていて、午前中は授業で、リスニング、会話、精読などが行われており、午後はHSKという最も有名な中国語検定試験用の対策授業が開かれています。
基本的には午前中のみ出席すればいいようになっており、土・日は休みです。
中国語を勉強したことがない人用の初級レベルから、日本で中国語を専攻している外語大の学生など、高レベルの人が通う上級クラスまで、17のレベルに分かれていて(2004年現在)、全く中国語を勉強したことない人でも、1年も通えば、中級クラス(日常会話にさしつかえがないレベル)まで到達できます。
留学生は、日本人、韓国人がほとんどで、ヨーロッパや東南アジア、アメリカなどからの留学生も1割ほどいます。年齢は、大体20歳前後の学生が多いのですが、働きながら来られている方や、夫の上海駐在で、上海に住んでいる専業主婦の方、すでに引退しておられる方まで様々です。
中級クラス以上になると、授業はすべて中国語で行われるので、そこからさらに中国語のレベルは一気に進歩します。
学費は半年間で1,200$くらいで(教科書代も含め)、日本の留学斡旋業者を通さなくても、簡単に手続きなどを行うことができます。また、学校の事務室には日本語をしゃべれるスタッフが2人いますので、中国語で意思疎通できなくても問題ありません。
 学校に行くと、仕事だけでは出会えない色々な国の人達と交流できますし、上海事情について日々、様々な情報交換が行われているので、色々な情報が集まってきます。


教室から見える運動場の景色(左)、休み時間の教室の写真(右)

5/15 上海一風堂(ラーメン)

 上海にも最近、待ちに待った一風堂がOPENしました。上海での名前は「一番ラーメン」といって、「博多一風堂」と「上海小南国餐飲集団」の合弁企業です。
 高校時代から食べていたあの「博多一風堂」が、まさか上海に来るとは思っていませんでしたが、その話を聞いたときには、上海でも本物のとんこつラーメンが食べれる!と胸が躍ったものです。
 というのも、上海でラーメンと言えば、麺が山のように入っている中国ラーメン(もちろん替え玉などなく、その必要もありません)か、「日本味千ラーメン」くらいしか見当たらず(もちろんうまい店はあるのかもしれませんが)、 ラーメン好きを満足させるラーメン屋と言えば、ごくごく限られています。
 さて、今では週に1度は食べに行く「1番ラーメン」ですが、ひとつ気になるのは客足。値段は手ごろで、赤丸で20元(約280円)白丸18元(約250円)、一口餃子8元(約110円)と、日本の半額以下。
もちろん味は日本と比べると多少落ちる感じがしますが、それでも一風堂のラーメン、おそらく上海ではトップレベルの味でしょう。さらに店内は、日本の一風堂からは想像できないような、広々とした 家族がのんびり食べにこれるような雰囲気です。チェーン店の「日本味千ラーメン」に、日々行列ができているのを見ると、一風堂にできないのがおかしいくらいです。
 その理由としてまず思い浮かぶのが、日本人が「おいしい!」と思うラーメンが上海ではまだ浸透していないという事です。中国のラーメンは日本とは似ても似つかないものですので、 例え僕らがおいしいと思っても、簡単にそれが中国人に受け入れられるわけではありません。もうひとつの理由は、例えば「日本味千ラーメン」を例に挙げると、ラーメン屋としてよりも「日本料理屋」という形で 上海人に受け入れられているから成功している、という事です。普通中国でラーメンと言えば、4〜6元(60円〜90円)で食べれるものなので、ただのラーメン屋では客が入ってくるはずがないのです。
 何度も例に挙げていますが、上海の「吉野家」がケーキセットを売って、ただの牛丼屋でなく、喫茶店のようなおしゃれなレストランというポジションをとっているのと同じです (もちろん日本ではもうない牛丼が今でも普通に食べれます)。安くておいしい「1番ラーメン」が早く上海人に受け入れられ、今、車で約40分の距離が、歩いて15分くらいの所にできたらいいなーと期待しています。

 



5/13 タクシー

 つい数ヶ月前まで、上海ではシートベルトをしている人など、あまりいなかったように思います。でも、つい先々週くらいから、タクシーに乗るたびに、まず「シートベルトしめて」と言われます。前は、シートベルトをしようとすると、笑いながら、「上海ではシートベルトなんかしてる人いないよー」なんて冗談を言っていたのですが、突然の変化にびっくり。どうも、5月1日からシートベルトの取り締まりが厳しくなったらしく、違反した場合は、警察から200元(約2800円)、タクシー会社から200元(約2800円)の罰金が課せられるようになったそうです。ひどいときは、数日間の業務停止もありえるそうで、上海市の取り組みへの真剣さが伝わってきました。そういえば、ついこの間まで路上駐車があたり前だったのが、警察が路上駐車及び、タクシーの停車場所を厳しく取り締まるようになってから(罰金100元)、ドライバーがそれを守るようになった経緯があります。

 また、上海市の主要な道路では、ラッシュの時間帯になると、かならず公安の方が来て、交通整理をしています。そこまでしないと、交通ルールを守る人などいなかったわけですが、この成果もあって、以前は信号無視が当たり前だったのが、今では信号無視は激減。歩行者のマナーも、数年で格段に向上したそうです。

 経済の発展に市民のマナーがついていかないとは、上海でよく耳にする話ですが、やるとなったらとことんやるその姿勢には、中国の経済成長に対する意気込みが伺えます。

 まだまだレジでお金を投げて渡す、「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」の挨拶をしないなどの場面には、色々な所で出くわしますが、これも時間の問題かもしれません。



<上海のタクシー>

 上海で最も大きなタクシー会社は「大衆」という会社ですが、相対的にマナーがよく、車自体も清潔な車が多いのでオススメです。また、「大衆」タクシーでは「ベンツ」のタクシーも走っていますが、値段は同じで乗り心地は数倍よく、なんでこんなタクシーが存在するのだろうと、今だにその仕組みがよくわかりません。
 もし、態度の悪いタクシーに出くわしたら、運転手にわかるように、助手席の所についている顔写真横の「社員番号」を書き留め(写真右)、タクシー会社の名前だけ覚えておきましょう。それだけで大きな効果があります。

<カードを使う>
 上海では交通カードが便利で(スイカやイコカのようなものです)、バス、地下鉄、タクシーとあらゆる乗り物で使うことができます。デポジットでいくらか振り込んでおくと、小銭の心配をしなくてよいので、便利です。ただ、タクシーに料金を払うときに「現金ですか?カードですか?」と聞いてくるので、すばやくカードと言わないと、右の写真のメータを一旦上げたらカードを使用することができません。

 上海のタクシーの運転席には、安全のためか、プラスチックのバリアのようなものが張ってあります。(写真左) もちろん、助手席は乗り心地がよくないです。
 

5/12 上海の景色

 下の2枚の写真は、事務所の窓から、夜と昼に分けて撮影したものです。現在の事務所で過ごすこと半年間、あまり景色を意識したことはありませんでしたが、たまたま満月の日に外を眺めるときれいな景色だったので写真に納めました。事務所はビルの19階にあるのですが、屋上には展望喫茶店があり、初めて上海に来たときに行ったっきり1度も行ったことありませんが、たまには息抜きに訪れてもいいかもしれないな、と思いました。

 簡単に説明すると、写真に写っている河が、黄浦江と言って、上海を大きく2つに区分する河です。黄浦江より東を浦東(プードン)、西を浦西(プーシー)と呼びます。浦東は上海の新開発区で、テレビ塔などの有名な建物があり(写真に見えている塔です)、街並みも整然としています。