中国のゴールデンウイークを利用して、杭州に行ってきました。ゴールデンウイークの観光客の数はすさまじく、旅行に行こうにも電車のチケットやホテルが取れない状態でした。
旅行代理店に行っても、やはりチケットは取れず、「上海旅遊集散中心」という上海体育館側にある長距離バススタンドに行ってみたところ、「杭州西湖2日遊」という1泊2日のツアーがあったので、それに参加しました。料金は通常368元(約5100円)ですが、ゴールデンウイーク料金で398元(約5500円)でした。この料金は、「ホテル、電車、現地でのツアーバス、ガイド、3食プラス朝ご飯、ホテル代」込みの値段です。
中国で、中国人に交じってツアーに参加するよさは、観光地をくまなく回れること、ただ、ガイドはほぼ中国語のみですので、多少中国語ができないと、集合時間などの情報交換が難しいかもしれません。また、ご飯も一人に一食が供給されるわけではなく、安いツアーの場合はほとんどが、みんなでくるくる回るテーブルに乱雑に並べられた中華料理をつつきあうという事になりますし、杭州の旅にも関わらず、伝統的な杭州料理は食べれません。今回の杭州の旅でも、中国の人たちと皿を(それもどこにでもある中華料理です)つつきあうのがいやだったので、夜ホテルに戻ってからは、街に繰り出し、夕食を食べました。タクシーの運転手に「杭州で伝統的な杭州料理が食べれる所はどこですか?」と聞いた所、「天外天」と「楼外楼」の2つを教えてくれました。楼外楼は西湖の側に、天外天は山の奥、観光地で有名なお寺の側にあります。 |