蘇州市内 駅の写真です。 上海駅からたったの１時間の距離にある蘇州は、言わずと知れた観光地、もう駅を降りた途端にホテルの紹介やら旅行業者やらに声をかけられまくります。どこの観光地に行ってもそうですが、中国人の物売りのしつこさには、毎度の事ながら腹を立ててしまいます。だれが変な日本語を教えたのか、「社長！安いよ。見るだけ！」など、日本人とわかるとすぐに日本語で話しかけてきますし、ときおり、下品なオヤジが近づいてくるのがうっとおしいですが、それに負けじと観光地を巡るのが、中国旅行の醍醐味です。 蘇州は「東洋のベニス」と称されるほど、運河の多い街で、街の至る所に水運が見られます。のんびり自転車で回るのもいいですし、タクシーでポイントをついて、庭園などを回るのもいいと思います。１泊２日すれば十分に観光できますが、せっかく蘇州まで足を伸ばすなら、ついでに近隣の水郷を訪れてみるのもいいでしょう。 どこに行っても、高い入場料を取られますが、日本人の感覚から言うと、そんなに高くはないので、四大庭園をすべて回ってみるのもいいと思います。

北寺塔は、高さ76mから蘇州の街全体が見渡せる塔です。入場料は25元。駅からも近いので、まず蘇州についたらここに行って、蘇州全体を見渡してみるのをオススメします。

世界遺産にも登録されていて、蘇州４大庭園のひとつ、さらには中国四大庭園のひとつでもある留園は、蘇州の庭園の中でも、一番の見所と言えると思います。しかし、実際行ってみた感想は、「どこが世界遺産なのだろう....」という感じで、ここの鯉の大群だけは見物でしたが、他は庭園と言っても、普通の庭園のように見えました。（教養のある人が見れば、すごい庭園なのかもしれません）

虎丘は 蘇州で一番大きな庭園で、丘の上に雲厳寺塔という傾いた塔があります。入場料は40元と高いですが、自然の香りただようこの庭園は、個人的に蘇州で一番のお勧めです。ちょっと傾いたこの塔は、角度は3〜4度しか傾いていないのですが、上にはあがれません。やっぱりここは中国、無理して上に行くのは危険なようです。

水辺には普通に人々が生活している風景が見られます。観光地から一歩離れると、こういう場所にたどり着けます。